第4回十勝書藝展・『特別展』【四季のうつろい・やすらぎ展 桑原翠邦先生・柴田蕙山先生 顕彰展】を終えて
今回で、第4回目を迎えた十勝書藝展は、【四季のうつろい・やすらぎ展 桑原翠邦先生・柴田蕙山先生 顕彰展】をテーマに、取り組みました。

【四季のうつろい・やすらぎ展】について
十勝の自然は四季の移り変わりがはっきりとしています。
寒暖差が大きく、夏と冬の気温差は60℃を超えますが、秋から冬にかけての日照時間は長く、どこまでも広がる青空は『十勝晴れ』として知られています。
雄大な十勝平野は、私たちを、時に厳しく、また時に優しく包み込んでくれます。
このような、恵まれた豊かな自然の中に居るからこそ生まれる作品があるのではないだろうかと考え、企画・開催しました。


【桑原翠邦先生・柴田蕙山先生 顕彰展】について
桑原翠邦先生と柴田蕙山先生は共に十勝に生まれ、また師弟関係にもありました。
お二人の大家は、生涯をかけて数多くの作品を十勝にも残されており、今回、その中の一部を展示させていただくこととなりました。

特別展に向けて、先ずは、庭の桜と紅葉の枝ぶりの良い部分を切り取るところからスタート!
次に、桜と紅葉の花びら、葉を、色画用紙で切り込む。
ひまわりと雪だるまも、型紙に沿って丁寧に……
実行委員総勢11名で、一日中ハサミで切り続けました!!


そして、4歳から高校生までの学生部に色画用紙には自分の名前を、色紙には好きな季節の言葉を書いてもらいました。
日頃の腕前を堂々と見せる瞬間です!
一枚しかない色紙にも、果敢に挑みました。



入口正面の幅10メートルに及ぶ壁面には、実行委員各々が春夏秋冬への思いを込めた創作・臨書作品を展示。
壁面に散りばめられた花びら、樹木のオブジェ、そして書作品をコラージュさせ十勝の多彩な四季を表現してみました。

会期初日は雨模様でしたが、展覧会場は連日賑わいを見せてくれました。
栃木県からはるばる駆けつけてくださった井上賢隆先生、新聞掲載を見て来られた柴田蕙山先生のかつてのお弟子さん、全書芸入会希望の方、ご家族、ご友人等様々な方にご来場頂きました。

お陰様で、今回の展覧会を無事、盛会裡に終えることが出来ました。
また、この度は、翠邦先生、蕙山先生 顕彰展に際しご子息である柴田和男様に多大なご理解ご協力を頂きましたことに、深く感謝いたします。

更に、新聞に掲載して頂きました十勝毎日新聞社様、帯広市民ギャラリースタッフの皆様、準備作業にご協力いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
時が流れ、時代が移り変わろうとも、一時代を築き上げた桑原翠邦先生、柴田蕙山先生の貴重な作品から私達は、沢山のことを感じ取り、学び、そして次に繋げていくこと、幼い子供達に伝えていく事が大切であると思いました。
改めて、会場に足をお運び頂きました皆様、ご協力頂いた皆様、誠に有難うございました。
全日本書芸文化院認定教場
| 澄佳書道教室 | 飯澤 澄佳 | 広尾町並木通東1丁目3 |
| 池田教室 | 飯島 翠苑 | 池田町利別西町3-2 |
| 池浦書道教室 | 池浦 松葉 | 音更町宝来仲町北1丁目13-1 |
| 広洋書道教室 | 下森 昭鳳 | 広尾町西二条3-4 広教寺会館 |
| 蘭雪書道会 | 須藤 蘭雪 | 〇本別町北1丁目4-7 CoCoカルチャー教室 〇足寄町旭町1丁目38番地 足寄町生涯学習館 |
| 玲光書院 | 髙橋 玲光 | 帯広市西22条南3丁目27-1 |
| 玉泉書道教室 | 戸塚 玉泉 | 帯広市西23条南4-13-1 |
| 佐和支部 | 永田 佐和 | 池田町利別西町34-4 |
| 朝暉 | 名波 白苑 | 幕別町札内青葉町20-6 |
| 恵酔書道教室 | 林 恵酔 | 足寄町里見が丘3-9 |
| もみじ子会 | 宮川 禎啓 | 浦幌町宝町53-17 |
| 彩葉教室 | 八木沼 彩葉 | 清水町北一条西5丁目11-2 |


