実技主体の北海道池田町漢字書道講習会2025
全書芸スタッフ
十勝晴れの2025年5月17日、北海道池田町西部地域コミュニティセンターにて全日本書芸文化院主催の漢字講習会が開催された。
一週間後の5月24日には山口・防府、その一週間後の5月31日には東京・飯田橋での漢字かな講習会と全書芸会員の皆さんの学び月間。新しい講師も入り、和やかで真剣な受講生の皆さんとの時間が流れた。
講師
実行委員
永田佐和(実行委員長)・原絢紫・渡部哲也・坂本幸琴・藤原恵春
参加者
50名+池田枠(学生)12名
古谷春峰先生より池田町の人口5,800人とすると100人に1人がこの講習会に参加していることになるとのお話があった。すごいことである。
開講式
吉田茉央さんの進行にて、開講式が執り行われた。
来賓としてご挨拶いただいたのは、北海道池田町教育委員会教育長の加賀学さま。「本日の講習会などを通して、文字・漢字を書くことの大切さを知る機会となればと考え、本日の活動に期待し、皆さまの活躍を祈念します(一部抜粋)」とお言葉をいただいた。
講習日程
講師の先生方からは資料をもとに講義を交えて実技指導を行った。
- 福山行雲先生:臨書の意義・書体の変遷・作品づくりのポイント
- 古谷春峰先生:隷書を学ぶポイント
- 吉田菁風先生:創作作品のポイント
1日目:十七帖・礼器碑
各自のスペースで2日間課題に取り組む。
1日目:懇親会
1日目の講習終了後の懇親会場は、ファーマーズキッチンCAFE TERUI。有意義な皆さんとのおしゃべりタイムで、また明日への活力に。
2日目:作品制作(楷書・行書)・作品研究
池田枠
基本点画と基本点画について。日頃、それぞれの支部の先生から褒められていることが皆さんのやる気につながっているようで、今日もこの書道講習会に参加してくださった皆さんにお会いでき嬉しい。
初めて北海道での講習会で講師を務められた佐藤游翠先生からは、「前向きで明るい方が多く、書道魂に燃え皆さま熱心でした。私もとても楽しくワクワクしながら指導させていただきました」と2日間を終えた感想をいただいた。
十勝川温泉とかち宿「田園」
永田佐和実行委員長が講師陣のために紹介してくれた講習生と同級生のご主人が営む宿「田園」。ご主人手作りのウエルカムボードに感激。

今回は、東京より谷口柚翠さんも参加されました。他の地域からのご参加とても嬉しいです。今後も道内だけでなく、他の地域からの参加者大歓迎!
永田佐和実行委員長ならびに講師の先生方、ご参加くださいました50名の全書芸会員の皆さま、池田枠の学生の皆さま2日間ありがとうございました。