何を書きたいですか?

中澤良楽
良心書道会

私は子供のころから“筆で書く”ということが大好きでした。
習字の時間には与えられた課題の他に書きたい字が次々頭に浮かび、大忙し!

「〇〇小学校」と書いてみたり、ご近所にあった豪邸に「長谷川」という立派な木の表札があるのを見ると、読み方も知らない頃に真似をしたり。運動会の後には「入場門」「立入禁止」などと書いていました。その日の課題は早めに終わらせて、例えば書きたかった「すし」を何枚も練習し、より味わい深く凝った字に仕上げたものでした。

うちの夫は、「梅」という課題の時に「ぼし」と書いて準備をしておき、教室の後ろに掲示された後でそっと自分の字を「ぼし」に貼り替えたとのこと。上の作品とつながって「梅ぼし」になり、クラスメイトは大笑いだったそうです。

「梅」という字を見た時に「ぼし」と書きたくなった夫は、私と似た者同士だなと思いました。(笑)

書きたい字が頭に浮かぶ私の習性は今も変わりません。大人になり先生に怒られることもなくなった今では、気が付くと課題の前に30分も色々書いて遊んでいる時もあります。

そんな私を知る友人から、小学校の謝恩会の会場に掲げる字を頼まれたこともありました。私の“落書き大好き人生”史上、最大の落書きとなりました。(笑)

所属する良心書道会の山室良峯先生ご指導のもと楽しいチャレンジになり、満足のいく仕上がりになったのが思い出されます。

 

中澤良楽(良心書道会)揮毫謝恩会会場写真
謝恩会会場題字

皆様も次に筆を持った時には是非たくさんの好きな字を書いてみて下さいね!

ちなみに私は、テレビのコマーシャルでさわやか檸檬という焼肉のたれを見たので、「檸檬」という字がとても書きたい気分です。