アマビエさんのお話

ペンネーム ミスターZ

書道には ほど遠いお話ですが…

大流行中のコロナに効く、といわれているものが世の中にたくさんあります

アルコール洗浄とか
アビガンとか
BCGとか
界面活性剤とか
ビタミンDとか
紫外線とか
うがい薬とか
血液型O型とか
…以下省略…

アルコール洗浄とアビガン以外は眉唾ものですが…

そんな中、厚生労働省の接触確認アプリ「COCOA」をスマホにインストールしてみると…
「COCOA」は、自分が過去にコロナ陽性者と接触があったかどうか分かるというものですが…
そんなことよりアプリを起動すると奇妙な絵がいっしょに写っています

なんだろう…?
調べたところ、この絵は妖怪?「アマビエ」さんでした

疫病よけの妖怪とのことで、厚生労働省でも今回起用したらしいのですが…

この夏、全書芸で開催した「うちわWEB書道展」でも、「アマビエ」さんを描かれていた方がいましたね

海から出てきたアマビエさんがこういいます
「もし、疫病が流行ることがあれば、私の姿を描いた絵を人々にみせよ」

江戸時代後期に製作されていた「瓦版」にアマビエさんが登場するのですが、
日本の妖怪アマビコの誤記ではないかとの見方もあるようです(似たような性質だが猿のようで可愛くはない…)

今では、護符やご朱印の印判にアマビエさんを用いる寺院や神社も多いようです

なんにでも縋(すが)りたくなる日本人ならではですね

かしこみかしこみ