運営総務・児玉玲湖
（つくば市・玲湖支部 並木教室）

今の世の中、フェイスブック、インスタグラム、ツィッター等SNSの発信が増えています。

私もフェイスブックを使うことが多く、簡単に友人、知人また新しく知り合いになった方々とも情報交換したり、嬉しい事、辛い事などをやりとりしています。

都合の良い時に送れたり読めたりして重宝していますが、悲しい事は、漢字を書けなくなることです。思い出そうとしても、あんな感じ、こんな感じと、漢字ではなくなってきています。皆さんも経験がおありではないでしょうか。

頭や手は使わないと、どんどん出来なくなるのですね！


私の支部では、夏休みと冬休みに、子供たちに宿題を出します。夏は暑中見舞、冬は年賀状です。書を習っているのに字を書かないとは変だな、古来の伝統をつなぎたいな、手書きの良さを再確認してほしいなどの思いからです。

休みの間に旅行に行ったことや、新年の目標を知らせてくれる便りは嬉しいものです。 今年も年賀状が子供達から届きました。一生懸命に絵を描いてくれたり、丁寧に字を書いてくれたりしたハガキを想像しながら読むと心がホッコリして楽しいです。

大人の方の中には、下手だからとか、まだ筆では無理とか、尻込みする方もいますが、一部分でも良いから、勇気を出して筆を持ち、手書き年賀状にチャレンジしてほしいなと思います。

私の悪筆も毎年手書きで書いていると、牛歩の如くですが良くなってきているのでは、と勝手に思って、自身を励ましています。（笑）