千葉県立美術館「書」と一緒に楽しむお気に入りのレストランHIDE&SEEK

牽洋

書道を始めてから書友や全書芸の先生方の作品を観に年に数回訪れているご縁ある千葉県立美術館。2025年6月は千葉県書道協会展に玄鳥書院展と2度訪れることができた。


美術館ホームページのコレクション「書」を見ると、私の師・増子総洋先生の師で書道団体「無心会」会長、千葉大学教授、千葉県書道協会会長、全日本書芸文化院初代副会長などをつとめた高澤南総(明治44(1911)~平成4年(1992))先生の作品が掲載されている。

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2024年に開館50周年を経て国の登録有形文化財(建造物)に登録された館内には、50thののぼり旗と歴史を振り返る展示がある。
千葉県立美術館建築クイズコーナーには、千葉県立美術館と同じ建築家・大髙正人が設計した建物はどれ?という問題が。
早速スマホのアプリ「建築探訪マップ」を開いた。
千葉県立美術館>設計>大高正人を検索すると、作品リストが並び、高校時代よく利用していた千葉県文化会館や、昨年初めて訪れた洞峰公園の中になる体育館も建築されていたりと、建築物・建築家を通して新しい発見だ。


書道展を見終えて真っすぐ奥に進むと、いつもある喫茶室に「3月で閉店しました」の貼り紙。閉店した喫茶室は解放されていてグッと暗く「静けさ」と「落ち着き」が最高の空間に千葉県らしさを感じた。

落ち着いた空気を五感で味わう千葉県立美術館から車で5分の距離に、最近のお楽しみがある。北欧の名作家具や照明などを扱うライフスタイルショップ「TIMBER YARD」に併設されたレストラン「HIDE&SEEK」。名作家具と共にくつろぐ美味しい時間に胸が弾んでいる。フレンチをベースとした色鮮やかなお料理とシンプルな店内、心地のよいフロアサービス。全粒粉のフォッカッチャが気に入り過ぎておかわり。

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芸術鑑賞と食空間で心を満たした一日から明日への一筆がまた広がっていく。