原田弘琴
告白すると、吉田玄峰先生に鰻をご馳走になった。(社長ごめんなさい!)
東京の鰻は、蒸してふわふわ、甘辛の醤油タレでお重に入っているが、こちらの鰻は、焼くのみ。身がしっかりしていて、たまり醤油とザラメのタレでおどんぶりに入って出てきた。おいしかった。
鰻に頬を膨らませてると、なんとなくどこからか視線を感じる。横眼でふと見上げると、見慣れた書がこちらを見ている。「先客万来」あ!淺沼先生だ。
それもそのはず。吉田先生は、淺沼一道ご夫妻を岐阜にお呼びして講習会を何十年も開いておられた。このお店だけでなく、岐阜の随所で淺沼先生の書を拝見できるようです。岐阜にお出かけの際はぜひ訪ねてみてください。
