前衛書道、その後

ペンネーム悪筆子

一度はやめた、井上有一著、新編日々の絶筆平凡社ライブラリー、を再び手に取って読んでみる。

切れ味の鋭い軽快な文体に、日頃もやもやと書道について持っていた思いが整理されていくようで深い感銘を受けた。

他方で読み進むうちになんとなく辞めようかなという気持ちも湧いてくる。

著者は古典や中国古来の名作手本を基礎からしっかり臨書することの大切さとそれが土台になることを強調された上で文字を書くとは何か、激しく真摯に追究され、それが書道の級制度や書道界への激しい批判につながっていく。 

読み終えて、毎月のお手本へのうまく書けない、うまく書こうという拘りを、少し捨てて淡々と書いていこうと思う。

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