硬筆展

ペンネーム ひろ

埼玉県硬筆展小学生

埼玉県硬筆展中学生ペン字



投稿を始めて早一年が経ちました。

相変わらず、変異株になって猛威を振るっているコロナ。しぶといです。

やっとワクチン接種も加速し始めて、テレビの接種映像を見ると、目に見えないウィルスと人間の戦いを感じます。

世の中の景色が一刻も早く変わり、平穏になることを祈っています。

話は変わりますが、私の居住する埼玉県では、硬筆展があります。今回で59回と続いている行事で、他の都道府県では行われていないと聞きます。
因みに、書き初め展は今年で73回目でした。

小学校から高校まで、小学生は鉛筆で、中学、高校生はペンで、学年別に(高校は一種類)それぞれの様式に従って、B5サイズの用紙に、その年に決められたお手本を見て書きます。
全校生徒で取り組むのは中学校までのようです。

毎年6月頃に選考され、優秀な作品は各市展、そして中央展(県展)に、6月の末から7月初め頃に展示されます。

公開日に近くの小学校へ行くと、各教室の廊下に全員の作品が飾られ、優秀作品には、金、銀の紙が貼られています。

これは、書き初め展も同じです。

昨年の硬筆展はコロナの影響で中止となりましたが、今年は行われます。

書き初め展と硬筆展、両方行われることは、パソコンの活字ばかりになりがちな現代にとって、貴重であり、日本の伝統文化である書道を継承して行く上でも、重要な行事といえると思います。

未来永劫、この二つの行事が続いて行くことを願いますし、埼玉県以外の全国の都道府県にも広がって行くことを望みます。

学校の硬筆展練習が、全書芸の学生部昇段級試験練習の時期と重なる為、お稽古が大変となりますが、金賞、銀賞を目指して、昇段級試験の作品添削と共に頑張って指導させて頂きたいと思っています。