『ちいさなちいさな書の世界』①

総務 小林桃筌

先日、ソラマチ9階にある「郵政博物館」へ行ってきました。
世界中で発行されたスポーツをテーマにした切手がずらりと展示されていました(特別展)。第1回アテネ大会から2016年までのオリンピック関連の切手や、前回の東京オリンピックの資料も同時に展示されていました。義兄の父は、陸上連盟の役員であり切手コレクターでもある関係から、東京五輪(1964年)の役員用ブレザーやネクタイ、当時のポスター等々の資料を提供していました。
常設展には明治~令和の時代を象徴した、大変珍しい切手が展示されています。食い入るように見ていると、主人が「僕、この切手持ってるよ」と指さしました。「これも」「これも」「これも持ってるー」と。少年時代 切手収集が趣味だったことは知っていましたが、帰宅してからそのコレクションを見せてもらうと、あらら・・・それは本当でした!!

小さな書の世界①小林桃筌黒田清輝『湖畔』切手「日本郵便」篆書


黒田清輝『湖畔』の切手。「日本郵便」の部分は篆書で印刷されています。
他の切手を見ても、ほとんどの「日本郵便」の部分は篆書でした。やはり篆書は格調が高いからでしょうか?

切手というちいさな世界に着目して、記事をいくつか書かせていただこうと思います。よろしくお願い致します。