どんな想いを形にする?第53回全書芸展ワークショップ「うちわに書こう」六本木・国立新美術館Vol.1
全書芸スタッフ
ドラマチックでスペシャルな一日。
全書芸展会期中、5年ぶりの開催となる書道を体感するイベント。
外国人大歓迎!「うちわに書こう」を会場奥の休憩スペースにて開催しました。
12月14日(土)10:00~16:00
参加者70名
朝の爽やかな柔らかい陽が包み込む会場にて。

皆さんが書かれる文字の参考になるよう壁にはうちわの見本を。来年の干支「蛇」に見立てて展示してみました。

ワークショップ担当の紅花支部の板倉里佳先生と良心書道会の中澤良楽先生の「何を書く~?」の声掛けで壁の文字や携帯で検索しながら皆さん書きたい文字のイメージを膨らませています。

昨日、富士山に行ってきたの!と日本語がお上手なスペインからお越しのブランカさん。「山」を書きたいと、とってもとっても楽しそうに筆を運ばれていました。

ご自宅で鯉を飼っているなんて話をしながら「鯉」という字を良楽先生よりレクチャーを受けています。

皆の注目を集めた本日初めてのお子様のご来場。
筆を持つと、なんの躊躇もなく堂々と扇面にポっ、ポっ、っと点や線を大胆に落としていく様子に釘付けになりました。美しく余白を活かした作品が天才ー!!!

お名前をひらがなで書きたいという要望に里佳先生が一筆。かな書の美が目の前で観られて貴重な瞬間でした。

親子で筆をもつ微笑ましい時間。

お隣同士の交流も(^^♪
皆さんの想いが形になり記念撮影。集中した後のホッとしたほころぶ笑顔が眩しかったです。
何を書くか一緒に考えたり、皆さんと楽しくお話ししながら各々の想いを形にしてくださってイベントを盛り上げていただきました。

スペインからお越しのブランカさんは最後に良楽先生に熱~いハグを♡

さらに私も!とチークキスも交わして熱ーい熱ーい交流の場となりました。スペインからの御一行様を皮切りに、会場は益々ヒートアップ。
前回のワークショップで先導役の古谷春峰先生や会場当番の坂東保枝先生と満田裕子先生も応援にかけつけてくださいました。
16:00までノンストップで担当してくださった板倉里佳先生、中澤良楽先生の素晴らしいコンビネーションで楽しく大にぎわいブースとなりました。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。
次回は、12月20日(金)10:00~16:00で開催です。
良心書道会・中澤良楽先生と綾花支部・小林綾花先生ご担当。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
【公募】第54回全書芸展 開催概要

■会期 2024年12月12日(木)-23日(月)
*10:00-18:00(最終入場は17:30)
*12月17日(火)休館
*最終日は14:00閉展( 最終入場は13:30)
■会場 国立新美術館 2階(2B・2C・2D)
■後援 文化庁・東京都
■入場 無料
■展示 公募・無鑑査・展覧会委員・委嘱役員小品の1,101点
■特別展示 近世大家遺墨8点・全国書道コンクール優秀作品291点
■イベント 作品解説/ぶらっとギャラリートーク/ワークショップ「うちわに書こう」