「第49回桂紅会書展」楢崎華祥回顧展併催~受け継がれる“かな”の美

全書芸スタッフ

2026年4月10日~12日、春を感じる銀座。圧倒的な存在感でかな書道の美しさを表現し続けてきた元名誉顧問 故・楢崎華祥先生主宰の桂紅会書展が49回展を迎えます。
かな書道の社中展として長く愛されてきた桂紅会。みなが慕う主宰であった楢崎華祥先生が2025年9月に逝去されました。
その歩みと作品世界を振り返る 「楢崎華祥回顧展」 が併催されます。
いつも「これで大丈夫かしら?」と自身の作品に妥協を許さなかったという楢崎華祥先生。

全日本書芸文化院では、ここ数年、楢崎先生の書初手本の動画撮影に協力いただき、息遣いを納めてまいりました。

線の細部に宿る強弱、余白の呼吸、流麗さを現代に息づかせた先生の書に、惹きつけられ、

先生から受け継いだ美意識が根付いた桂紅会メンバーの皆さんの作品から、「華祥先生が育てた世界」 を味わわせていただきます。

書道を学ぶ人も、書を見るのが好きな人も、
そして「最近書道から離れていた」という人にも、心を揺さぶる時間になるはず。


かな書道を勉強中の方は、自分の表現を探り、個性光る書の道を楽しむための目習いの時間にぜひ。

101歳の長い人生の中での作品に刻まれた、かな書道の伝統芸術の美しさを堪能しましょう。

先日2月24日、帝国ホテルでの楢崎華祥偲ぶ会での風景を一部ご紹介します。

楢崎華祥偲ぶ会

日時:2026年2月24日(火)11:00~13:00
会場:帝国ホテル 3階富士

白とピンクの献花台に楢崎華祥先生の遺影が飾られ、会場内は温かく和やかな雰囲気。

臨池会理事長の高木厚人先生と本院副代表も務める小林幸子先生のお二人が出迎えてくださりました。
先生の生い立ちを紹介するスクリーンでは、先生の若いころのお姿や作品など存じ上げなかった先生の歩みを拝見することができました。
会場内では、いくつかの先生の作品が展示され、
昭和15年新春、先生が10代で書かれた折帖作品はとても新鮮で清々しい息を呑む美しさでした。



2026年令和8年第49回桂紅会書展楢崎華祥回顧展併催セントラルミュージアム銀座

第49回桂紅会書展 楢崎華祥回顧展併催

参考 書と共に70年「桂紅会」主宰・楢崎華祥先生と全日本書芸文化院