短い親子の会話

ペンネーム 書家でも無いくせに

コロナの影響で家にいる事が多い。

おかげで四月より大学生になった息子とたまに話す。いや、話してもらう。

ちなみにこの息子、幼稚園より全書芸で習字を習っている。
父と話ができ、自ら書道教室に通う、私好みの子供に育ってくれた。
感謝。


「専門科目に書道あるんだけどすごく人気あるんだよ。抽選でとれないかも。」

コロナ禍の影響でリモート授業。
取得する単位の申請もネットで登録。

右も左も分からない新入生が情報無しで、大変だなと思っていると、人気の授業や教授を教えてくれたり、授業内容を個別にメールで教えてくれるサービスがあるらしい。

大学の授業の書道が人気。嬉しくなる。

単に単位がとりやすいのかも。募集人数が少ないから抽選なのかも。

でも嬉しくなった。


コロナ禍で不安やストレスだらけの中、全書芸に携わる人間としては報告したくなる親子の二分間の会話だった。