大きな題字②

中澤良楽
(良心書道会)

今回は紙の選び方や補強の仕方についてまとめてみます。奮発して二層紙など上等な紙を使いますと、筆ならではの風合いが出るのですが、会場下見で実際に掲げて見て驚いたことがありました。あらゆる角度からスポットライトを当ててもらっているので、紙によったシワの影がたくさん出てしまうのです。そうは言っても表装するとお金がかかってしまうので、やはり、筆は滑ってしまいますが、模造紙のようなハリのある紙が良さそうです。模造紙に書くコツは、勢いを出したりおさえたりして潤滑を表現することです。


大きな題字②良心書道会中澤良楽「先生」

二層紙に雰囲気の良い「先生」が書けたものの、会場の下見の際にシワが目立って驚いた写真


大きな題字②良心書道会中澤良楽模造紙

空港にてWorld Cupへ出発する選手見送り用です 模造紙にもこの位の潤滑は出せます


手持ちで掲げる応援メッセージの場合は書道紙でもいいと思います。そんな時にはテープ(透明か白の幅広テープ)で補強しておくのがお勧めです。周りにだけテープを貼りますと、貼ったところと紙の間が破れてしまうので、ボロボロな紙を持っている感じになってマイナスです!(笑)面倒でも裏全面に貼るのがお勧めです。すでに墨で書いたことによりシワがありますのでピンピンに貼ろうとせず、シワはさほど気にせずに大胆に貼ってしまった方がうまく仕上がります。また防水効果も期待できます。以前ワールドカップの応援メッセージの表面にも透明テープを貼って、雨をうまくしのげたことがありました。

大きな題字②良心書道会中澤良楽「神技」

現地でも人気だったという漢字の応援メッセージ「神技」を選手が掲げてくれました(全面透明テープ)

大きな題字②良心書道会中澤良楽フラ世界大会

フラ世界大会、敢えてひらがな・漢字で依頼されました(室内なので模造紙そのまま)

皆さんも身近で何かいい機会がありましたら、大きな題字に是非挑戦してみて下さい♪