書道旅「髙梨本家上花輪歴史館:書家・楢崎華祥を偲んで」醤油醸造の街千葉県野田市
牽洋
2026年10月、千葉県野田市へ。
昨年2025年9月29日に101歳で逝去された楢崎華祥先生の収蔵作品を観に出かけました。
野田市といえば、千葉県民なら一度は、醤油工場見学(キッコーマン)に訪れたことがある地。幼いころの記憶がお互いに薄れていて新鮮な野田の街。上花輪歴史館の最寄り駅「野田市駅」は素敵な外観でした。

髙梨本家上花輪歴史館に到着すると辺りは、静けさの中に重厚な空気が漂い、
門をくぐると両脇の白萩が出迎えてくれています。
門長屋は、1766年江戸時代の建物。おぉ~~~

受付で入館料(住宅部内覧コース)を納め、早速案内いただき、数寄屋造りの住宅内の各部屋に展示された楢崎華祥先生のお作品13点を見て回ることができました。





室内は撮影NGでしたが、お庭はOKとのことで、何枚か心に留まった景色を。
昔ながらの窓ガラスは波打ち、庭には京都の鞍馬石がたくさん配置。四角い四方竹も珍しく、タイムスリップしたような落ち着いた住宅棟内は、至るところが貴重な造りになっていました。
窓から庭を眺めてのんびり時を過ごすことができたらどんなに贅沢でしょう。
お屋敷内、広いので案内いただかないと迷子確定。室内の貴重な展示品の解説もいただきながらあっという間に1時間半。庭の散策も入れると観覧時間2時間は確保したいお屋敷でした。

江戸時代から伝わる歴史的建造物が残存することで、当時の暮らしが今に伝えられ、価値ある歴史を知ることができました。
展示作品の中で、全日本書芸文化院の高梨昭子先生のお作品も拝見しながら、髙梨家の分家であられる高梨先生と上花輪歴史館との関わりも知ることができました。
書友と一緒に大人の遠足。大人になってから書道を通しての出会いに嬉しさを噛みしめちゃいました。

お土産は、敷地内で採れた柏の実と売店で求めたお酢(髙梨家のご親戚の兵庫県・マルカン酢)。
上花輪歴史館では、年間を通して講演会・講座・ワークショップを開催しているようですので、皆さんもチェックしてみてください。


公益財団法人髙梨本家 上花輪歴史館・名勝髙氏庭園

- 千葉県野田市507
- 10:00~16:00
- 月・火休館
- 2026/9/23-10/4 書家・楢崎華祥を偲んで


