全書芸誌「山頭火抄」の舞台である山口防府市にて漢字かな書道講習会2025

全書芸スタッフ

前回の山口での開催は、2019年(令和元年)。5年ぶりとなる2025年5月24日ー25日、山口県防府駅前のルルサス防府(防府市地域協働支援センター)にて全日本書芸文化院主催の漢字かな講習会が開催された。
講師には、今年度の編集委員を務めている2名に全日本書芸文化院の副代表の3名が当たった。

講師

  • 小林幸子(全日本書芸文化院 副代表)
  • 大久保樹心(全日本書芸文化院 運営委員・西日本講習会担当)
  • 山下桐佳(全日本書芸文化院 運営総務)

実行委員

富永鳩山(実行委員長・全日本書芸文化院 運営総務)・眞砂鳩宗ほか

参加者

山口県内、広島県、香川県からの参加者26名
今回は西日本エリアのみの参加者となったが他の地域からの参加者大歓迎!

開講式


講習日程

漢字・かな

西日本の講習会は、漢字とかなの両部門を同一会場で行うスタイル。実技を通して本院役員と作品に向き合う年に一度の2日間。

集合写真

懇親会

THE BELLCLASSIC HOFUベルクラシック防府にて開催された懇親会。テーブル毎に皆さんと記念撮影したり、さかな釣りゲームがあったりとワイワイしながら2日間の学びを共有する仲間との楽しい時間。


種田山頭火と富永鳩山先生

講習会前日、現地入りした講師陣は、実行委員の眞砂鳩宗さんに案内いただき、実行委員長の富永鳩山先生が揮毫された作品がある種田山頭火生家跡山頭火ふるさと館防府天満宮と防府の観光スポットを巡った。

令和7年度の全書芸誌表2の特集記事を担当してくださっている富永鳩山先生。大学卒業後、ふるさと防府に帰り、種田山頭火の句に惹かれ山頭火の句を書くようになって文学との融合を地元に残している。「山頭火研究会」を立ち上げ、自由律句壇クラブ「群妙」を主宰。防府市内には、富永鳩山先生が書かれた作品がいくつもあり、名所めぐりも楽しむことができる。皆さんも今年度はじっくりと全書芸誌で山頭火の世界にぜひ浸ってみて。

第16回鳩山書院書作展
2025年10月24日(金)-26日(日)
10:00~17:00(最終日16:00まで)
アスピラート(防府市地域交流センター)



初めて山口での講習会で講師を務められた山下桐佳先生からは、「皆様とても熱心で、2日間があっという間でした。拝見するたびに、目に見えて良い作品に変わっていくのを、大変嬉しく思いました。また、「山頭火抄」を毎月執筆くださっている富永鳩山先生に山頭火についてお伺いすることができ、7月号以降がとても楽しみになりました」と2日間を終えた感想をいただいた。


5年前に山口の講習会で「幸せます」という言葉を教えていただいた以来お気に入りでこの言葉に触れると心温まる。今年も山口で全書芸の講習会を開催することができ、幸せます。
富永鳩山実行委員長ならびに、実行委員の皆さま、講師の先生方、ご参加の26名の全書芸会員の皆さま2日間ありがとうございました。

来年(2026年)はさぬき市でまたお会いしましょう!